今日は曇り空。
主に練習や仕事をしていました。
一昨日の演奏会で、リコーダーとコルネット奏者のティアゴに会った際に、最近出たCDを頂いたので、昨日早速全部聴いてみました。
一見、本のような見た目をしていますが、後ろにCDが入っており、まだ途中までしか読んでいませんが、充実の解説です。
16世紀頃のポルトガルのサンタ・クルスの修道院の、聖週間のための音楽です。
当時、通常はこういった修道院の儀式の中で使える楽器は鍵盤楽器のみだったそうですが、こちらの録音ではとあるエビデンスを元にしているようで、歌とリコーダーのコンソートで演奏しています。
これがとても美しく豊かな響きを出していて、リコーダーはタンギングや息のコントロールで人の歌声のようにアーティキュレーションや息の起伏を付けられるので、オルガンによる伴奏とは違った魅力がありました。
各所のディミニューションも自然ながら、華やかに音楽を彩っています。
とても良いアルバムなので、解説の方も是非日本語版を作って頂き、日本でも発売してくれたら嬉しいです!