とある笛吹きEmiの日常

リコーダー、フラウト・トラヴェルソ奏者 中島恵美の日常のブログです。

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今日は曇ったり晴れたり。

ちょっと雨も降っていました。

 

今日はダニエレ・ブラジェッティ先生による、1500年~1600年頃のイタリアにおける調律の講座へ行ってきました。

 

調律のことは藝大でもフランスの音楽院でも習ったので、大まかなことだけはぼんやりと知っているのですが、自分でも踏み込んで勉強することが無かったので、とても良い機会でした。

 

↑G.Zarlinoのモノコルドの図。

 

お陰様で、ぼんやりだったのが、もう少し理解の解像度が上がった感じがあります。

 

調律に関しては、使う楽器や作品によっても状況が変わりますし、当時の人の間でも意見が分かれ、唯一の完全な答えがない事柄ですが、当時の色々な作曲家、理論家の試行錯誤を垣間見ることが出来て面白かったです!