とある笛吹きEmiの日常

リコーダー、フラウト・トラヴェルソ奏者 中島恵美の日常のブログです。

聖と俗の対話

今日は夫の出る演奏会を聴きに行きました!

Sacrum et Profanum ー聖と俗の対話ー
アンサンブル・アカデミア・ムジカによる17世紀のオーストリアの器楽作品のコンサートでした。あまりこのあたりのレパートリーは自分で弾くことも少なく、なかなか纏めて聴く機会もないので、生で聴けて嬉しかったです。

また、何と言っても見所は「ナチュラルトランペット」という楽器です。これは昔使われていた形のトランペットで、現代のピストンのついた形のものの2倍くらいの長さで、ピストンもなければトロンボーンのようなスライドも無く、とにかく倍音だけで全ての音を出していくという楽器です。想像を絶する難しさだと思いますが... 素晴らしい演奏でした。

ナチュラルトランペット、バロックヴァイオリン、ヴィオラヴィオラ・ダ・ガンバヴィオローネのガット弦アンサンブルとオルガンのハーモニーがとてもまろやかで、聴いていてとても心地良かったです。弦楽とオルガンだけのアンサンブルも聴き応えがありました。

天気は雨でしたが、晴やかな気分になるようなコンサートでした!