今日は曇ったり晴れたり。気温は結構暖かかったですね。
朝にはチェンバロの弦が一本切れてしまっていました。古い家なので特に冬の昼夜の寒暖差がある中、むしろ今までよく持ってくれたという感じです。
リコーダーとか笛に比べて、チェンバロやハープ等、弦を張った古楽器は湿度温度の影響を受けやすいので、部屋の環境に気を使う必要があります。
使う前に毎回、何十本もの弦を調律しながら、夏は湿度が高くなりすぎないよう、冬は低くなりすぎないよう加湿器、除湿器を季節ごとに交代して使っています。それでもしばらく使っていると今日みたいに弦が切れたり、他には弦をはじくツメが折れたりするので、夫がよく文句を言いながら整備しています(笑)それでも自力でどうにもならないときは、製作家の方などに直してもらいます。
手のかかる楽器ではありますが、やはりその楽器にしか出せない魅力的な音は捨てがたいので、引き続き大切にしていきたいと思います。