今日はルリエの講座のパート3の収録を進めました。
(講座の詳細はこちら!)
朝はしゃべりの部分の収録、午後は音源の収録でした。
一部を除いて今日必要なものはすべて録れたので、ほっとしています。
装飾音の例を録音するのは、結構神経を使いますね。
音だけでなく、この時代のフランスの音楽はアーティキュレーションも細かく書かれていることも多いので、気をつけながら弾いて、その場で楽譜と違う部分が無いかチェックして、必要なら再度録音して、出来るだけ漏らしの無いようにしています。(そこまでしてもたまに間違えていることもあるので、大変です・・・)
それでも、ここまで自分の弾く音と楽譜を細かくすり合わせて、装飾音やアーティキュレーションに気を遣うというのは、ある意味とてもよい勉強になります。
普段自分が何気なく弾いている音がどんなふうに聞こえるかにも客観的に気づけますし、弾いたことのある曲にも新たな発見があります。こういう当時のフランスの音楽家たちの細やかさやセンスは本当に魅力的です。
さて、数日後には今日録りきれなかった、フルートソロのための装飾音たっぷりの曲の録音があるので、しっかり準備しておきたいと思います!